本当は怖い高血圧の合併症

高血圧は気が付くのが遅れてしまうと色々な合併症を引き起こしている可能性がある怖い病気なんです。

血圧計で測る女性

高血圧の人がコーヒーを飲むと、動脈硬化指数に変化は

コーヒーを飲むと血圧が上がるという話はよく聞きます。それどころか高血圧症になるとまで言われていた時期もありました。確かにカフェインが交感神経を刺激することで一時的に血圧は上がるでしょう。しかし上がった状態が続くのは飲んでから1時間以内とも言われています。また高血圧症と呼ばれるのは、安静状態の血圧が、常に高くなっている状態のことを指します。
血圧は安静時と運動時、朝と昼、夜とで数値が変わります。通常は夜になると血圧が下がるのですが、深夜になっても血圧が高いままや逆に夜の方が高くなる人もいます。夜の血圧が高い高血圧症の人の場合、心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが高まります。
最近の調査ではコーヒーを毎日のように飲む人の方が脳梗塞が少なくなる、糖尿病にもなりにくいという研究結果も出ています。たくさん飲むと貧血になる、胃が荒れるなどの症状が出てきますが、1日に1杯から2杯程度なら大丈夫です。
動脈硬化の起こりやすさを示した動脈硬化指数の正常値は4.0以下、数値が大きいほど動脈硬化になりやすいと言われています。コーヒーを飲むと、善玉コレステロールと呼ばれるHDLが増加します。HDLは血管壁に付着した古いコレステロールを肝臓に運ぶことで動脈硬化を防ぐ働きがあり、動脈硬化指数の数値も下がります。
ですが、飲むだけで動脈硬化指数を下げ、高血圧症の予防に努めるのには限界があります。善玉コレステロールを増やすには、適度な運動、煙草を吸っている人は禁煙、節酒、肥満の解消などが有効です。食生活では野菜や魚、豆乳が良いと言われています。なお砂糖の摂り過ぎはよくありませんので、コーヒーを飲む際は砂糖は控えめに、できればブラックで飲むのが望ましいでしょう。